生母による虐待、いじめ、未亡人、交通事故、リストラ、いろいろあって、今は主婦作家を目指す、アラフィーです。


by chiyoko1960

骨盤強打事件

最近娘五歳は、図書館に行くと『からだ』の本ばかり借りてくる。一つのことに興味を持つと、そればかりになるところは私ににているようだ。

特に骨の本はお気に入りのようで、痩せ型の彼女は自分自身を骨格標本にして、

『さこつ、ろっこつ、きょうこつ、びこつ、』

と触りながら確認する。肩甲骨には触りにくいので、私が代わりにぐりぐりと触ってやると大変お喜びである。骨盤も弱いらしい。自分で触れるくせに私にぐりぐりされたがるのである。

私の骨盤は立派である。中学生のころは、学校の一人用机を両方の骨盤に引っ掛けて、二台同時に運ぶという荒業が得意であった。この立派な骨盤に、ある日一人のサラリーマンが強打した。今から二十年以上も前のことだ。

私は通勤電車に座って本を読んでいた。車内は比較的空いていて、一人分ほど空いた隣にサラリーマンが座って居眠りをしていた。その人が、電車のブレーキとともに私の方にスーッと倒れてきたのだ。

ぶつかるかどうか見ていたら、彼の頭はもろに私の骨盤にぶつかった。強打したといってもいい。あわてて眼を覚まし、頭をさすって辺りを見回したサラリーマン

隣にいるのは私だけ。座席には何もない。何にぶつけたのか見当もつかないらしいが、相当痛いようだ。頭をさすりながら私を見たが、初々しい乙女だった私は『骨盤にぶつかりました』なんていうこともできず・・・・いや、半分おもしろがっていたのも事実だ・・・、知らぬ顔をしていた。

あの側頭部を私の骨盤に強打したサラリーマンが、後遺症に苦しんでいたりしないように祈るばかりである。


とか言いながら、この話は誰にしてもウケル。



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by chiyoko1960 | 2006-04-18 22:19 | マイセルフ