感謝の心はハングリーな生活から。
2007年 03月 14日
旦那とは娘の前でもよく言い争いをするが、基本的に生き方の方針があっているので、いつも安心して言い争う。二人とも団塊の後の『しらけ世代』である。
団塊ジュニア世代が、『自分たちは就職のときにバブルがはじけた一番損な世代だ』とおっしゃるのに対して、我々しらけ世代は、ちょうど学生の頃に、海外旅行やファッション雑誌が若者世界に蔓延し始め、スキーやテニスに現を抜かし、就職の頃はバブル真っ只中の、確かに恵まれた世代である。
その、華やかな恵まれた若者たちを横目に、私は、国から奨学金をもらい、バイトとボランテイア活動で生活をやりくりしていた。
スキーの帰りらしい学生の集団が談笑しあうテーブルに、食事を運ぶウエイトレス、であった。
それでも自分が恵まれていないとか損なめぐり合わせだなんて、思ったこともない。おそらく、幼児期がハングリーだったからだろう。貧しさに強いのである。
いえには車もクーラーもない。おもちゃはクリスマスと正月にしか買ってもらえない。ゲームも公園も習い事もない。いつも薄着で、野山を駆け回っていた。
何もなかったから、大きくなって、物が手に入ったときは本当に嬉しかった。
団塊ジュニアの人たちが、一番損な世代だなんていうのは、彼らが物質的に恵まれた幼児期を過ごしてきたからではなかろうか。ハングリーさを知らないから、満足することもないのではなかろうか。
飢えも戦争もない、今の日本で生活できること。これ以上の満足があるだろうか。
旦那も貧しい子供時代をすごしてきた。私の粗食趣味にも、ものを買わない生活にも快く合わせてくれるのは、ハングリーな子供時代と、バブルの中にあって新聞奨学生であったという経験があるからだろう。
自分の子供にも、物質的に恵まれた生活をさせるために親が奔走する、ということは避けたい。
わが家ではこの点だけでも、夫婦の方針が一致している。
恵まれた生活、したくてもできないんだけどさ。ぐすん・・・。
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団塊ジュニア世代が、『自分たちは就職のときにバブルがはじけた一番損な世代だ』とおっしゃるのに対して、我々しらけ世代は、ちょうど学生の頃に、海外旅行やファッション雑誌が若者世界に蔓延し始め、スキーやテニスに現を抜かし、就職の頃はバブル真っ只中の、確かに恵まれた世代である。
その、華やかな恵まれた若者たちを横目に、私は、国から奨学金をもらい、バイトとボランテイア活動で生活をやりくりしていた。
スキーの帰りらしい学生の集団が談笑しあうテーブルに、食事を運ぶウエイトレス、であった。
それでも自分が恵まれていないとか損なめぐり合わせだなんて、思ったこともない。おそらく、幼児期がハングリーだったからだろう。貧しさに強いのである。
いえには車もクーラーもない。おもちゃはクリスマスと正月にしか買ってもらえない。ゲームも公園も習い事もない。いつも薄着で、野山を駆け回っていた。
何もなかったから、大きくなって、物が手に入ったときは本当に嬉しかった。
団塊ジュニアの人たちが、一番損な世代だなんていうのは、彼らが物質的に恵まれた幼児期を過ごしてきたからではなかろうか。ハングリーさを知らないから、満足することもないのではなかろうか。
飢えも戦争もない、今の日本で生活できること。これ以上の満足があるだろうか。
旦那も貧しい子供時代をすごしてきた。私の粗食趣味にも、ものを買わない生活にも快く合わせてくれるのは、ハングリーな子供時代と、バブルの中にあって新聞奨学生であったという経験があるからだろう。
自分の子供にも、物質的に恵まれた生活をさせるために親が奔走する、ということは避けたい。
わが家ではこの点だけでも、夫婦の方針が一致している。
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by chiyoko1960
| 2007-03-14 15:46
| 私流子育て