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生母による虐待、いじめ、未亡人、交通事故、リストラ、いろいろあって、今は主婦作家を目指す、アラフィーです。


by chiyoko1960

父が他界しました

11月の連休中に、長い間人工透析をしていた父が、心筋梗塞のため自宅で急逝しました。

田舎というのは、新聞に死亡記事が全員出るんですよね。死亡した本人の口座は全部止められてしまうというので、あわててお金を下ろしに行ったら、その日は土曜日で銀行の窓口は開いていない、ATMは、50万円までしか下ろせない。月曜日には口座が閉鎖されてました。ガーーン!

世帯主が亡くなった場合、その生活にかかる公共料金などは全てその世帯主の口座から引き落としていることが多いので、口座が封鎖される前に全部引きおろすことが第一です。悲しんでいる場合ではありません。悲しみは後からいくらでもやってきます。

父の口座は、母や子供たちが相続の手続きをしないと支払ってもらえません。うわあ~ん、誰の金だと思ってるんだ! 年老いた母ちゃんと重度障害者の妹の生活費はどうなるんだ!

まあ、止まっちまったものは仕方がありません。相続は十ヶ月以内に手続きすればいいとのことです。次にやるべきことは、遺族年金の手配。これらはわれわれ主婦にとっては対岸の火事ではありません。今回はいい勉強になりました。

続いて生命保険の請求。父は葬式費用が出るくらいの保険に入っていてくれたので、これが出れば結構母は楽になると思うが、すぐには出ないものなので、やはり早めの手続きが必要。

葬式費用は香典でまかなうことができましたが、葬式に来てくれた人への車代とか食事代とかホテル代とか坊さんへのお布施とか、そういう現金が事前に必要です。

で、公共料金。

母は、送られてくる振り替え通知を片っ端から捨てているらしいので、どこに連絡すればいいのかわからない私。次の請求を待ちましょう、そのうち何らかの連絡がくるはずです、と母に言いました。

引き落としができないと、電気も水も止まっちゃうからね。

それから相続。結構税金がかかるので、放棄したいと言う意思表示があってもなくても、一応子供たちは全員相続に名を連ねて小分けしましょう。うまくいけばほとんど税金は取られずにすみます。

最後に注意点。

葬式費用は必要経費になるとか言ってヘタに確定申告すると

「香典、もらいましたよね、それは収入ですから申告してください

なんていわれて税金取られたりするので、個人は申告しないほうがいいそうです(葬儀屋さん談)


以上、父が死んだのに、お金の話ばかりしているせこい社長夫人でした。ああ、でも、なんだかこれまでとは周りの景色が違って見えます・・・。

皆様もお体お大事に。



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by chiyoko1960 | 2007-12-05 14:32 | マイセルフ