生母による虐待、いじめ、未亡人、交通事故、リストラ、いろいろあって、今は主婦作家を目指す、アラフィーです。


by chiyoko1960

カテゴリ:教育( 12 )

インフルエンザ

なんと今年は
私、子ども会の会長なんですね。無謀だ・・・ ( ̄_ ̄ i)

毎年晩秋にひとつ、子供向けのレクリエーションをやることになっていて、
市内のいろいろな行事がインフルエンザを心配して中止になる中、

学校の校庭を行司のために借りようと、
私は単身学校長と話し合い。


結果はゴーサイン。

「大きな声ではいえないんだけども」

と、私より少し年上の女校長先生は、
学校内の慎重論に違和感を示していましたr。


「インフルエンザを気にしてたら、
何もできないでしょ?」


そうですよね。
締め切った教室で授業さえできませんよね。


今のところ、娘の小学校で学級閉鎖はなし(埼玉県のベッドタウンです)。
娘のクラスに至っては、欠席者すらいないという明るい状況。 (‐^▽^‐)

音楽会も、
体育館の上の窓も下の窓も全開にして
換気をよくしてやるつもりですから」


拍手~~~~~!!(寒いけど)
頑張ってください、校長先生。


「インフルエンザが心配なら
ご家庭の判断で参加してくださればいいから」


本当にその通りです。
というわけで我々が計画したレクリエーションは、
晩秋の風が吹きぬける校庭でのスポーツレクリエーション
これなら元気のないお子さんは参加しない! (^O^)/

その他行事が目白押し。
私の父の三回忌も重なって、


大丈夫か、私。 (-"-;A)


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by chiyoko1960 | 2009-10-03 12:02 | 教育

叱れる先生

私が小学六年生の担任の先生は、少し年配の女子先生で、説教が始まると授業を一時間つぶして、みんなが心から反省するまで(というかすっかり意気消沈するまで)叱ってくださった。

私は一度、提出物を忘れたというので、その場に立たされて一時間叱られた。いや、クラスの全員が、一度ずつ何らかの説教を受けている。そういう意味では平等だったので、怨んでいる子はいない(同窓会、和やかだったし)。

ある日、先生が当時の教科書に載っていなかった邪馬台国の話をしようと意気込んで、黒板に『小さい国々』と書いたら、一人の女の子が一言。

『そんなとこもう勉強しちゃった』

それで一時間説教がはじまったのである。

今なら、予習をしてきたのかな、ということで、そこまで叱る先生はいないのではないか。しかし、その先生は、彼女に人の話を聞く前に、もう知っていると口にする、態度のでかさを反省させたかったのである

知っていることを鼻にかける、そんな態度で世の中に出たら、人から何も教えてもらえませんよ、ということを教えたかったのだと思う。


近頃は褒めて伸ばす、などというのがはやってるから、こんな先生はいないだろうなあ、と思っていたら、娘の担任の先生が(まだ若い女子先生なのだが)結構きちんと叱ってくださる。

娘の話によると、先生が『今日は鉛筆の持ち方を勉強します』といった途端、一人の男の子が、

『そんなの、もう知ってるよ』

と言ったそうだ。先生はすかさず、

『じゃあ、○○君は、勉強しなくてはいいんですね!』

と叱ったそうである。娘がこの話を私にしたのは、私が小学校で経験した先生の話を聞かせておいたからかもしれない。 先生は怖い、で終わらなかったのである。

娘も入学前にひらがなカタカナは全て書けるタイプの子供だったが、書き順も字配りもめちゃくちゃだった。でもそのままにしておいた。『学校に行ったらしっかり習って来いよ』って。

今娘はとてもしっかりした字を書くようになった。

『やっぱり学校に行ってから上手になったねえ』といえるのが私には嬉しい。とりあえず、今のところ謙虚にやっているようで一安心である。

おだてあげて、子供に気に入られることよりも、その子の将来を考えてビシッと叱ってくださる先生。うちの子は叱られ慣れてるから平気だが、そうでないお子さんのママは少し不安らしいのだが・・・。

鉄は熱いうちに打て、と言いますからがんばりましょう。



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by chiyoko1960 | 2007-06-03 10:06 | 教育

いじめっこ

いじめられた私の経験から言うと、いじめっ子というのは逞しい子が多いのである。親に乱暴に育てられたり、兄弟に鍛えられたりして試練を受けているので、自分は平気なのである。

自分が平気だから相手が傷ついていることに気がつかない


『何でそんなことで泣くの?』
『何でそんなこといちいち気にするの?』


なんである。そこで相手が抵抗してくれたらわかるかも知れないのだが、やられっぱなしの子というのは、『人にやさしく』をモットーに生きている(かつての私。今はやさしくない)ので、決して歯向かうことはしない。


中学生の教え子(♀)が同級生の男子数人に、厳しく指図しているのを目撃したことがある。これがいじめの始まりなんだろうなあという気がした。

反発もせずに、ニコニコしてモグラたたきのモグラ役になっている男子生徒。

雨の日も自転車で登校する、負けん気の強い元気な女子生徒。


あるおとなしい男子生徒が合唱コンクールで指揮者をやるというので、『すごいじゃん』とほめたら、『いじめなんですよ』と一言。喜んで指揮者をやる子もいるので、本人以外はいじめだとは思っていない。


双方が理解しあうには、やはり第三者を交えての話し合いしかない。ある中学校の教師が、『いじめっ子を出席停止処分にしてしまうと、話し合う機会がなくなる』とコメントしておられた。

あの熱血教師にも見えるヤンキー先生の義家氏が、何故『出席停止派』なのかと不思議だったのだが、彼は子供の頃はいじめる側だったという。

はは~~ん。それで罪滅ぼしの気持ちで『いじめる側が悪い!いじめをなくそう!』といってるのかなあ。

なくなるわけないじゃん。はっきり言って、いじめた側が言うべきことではありません。


私は彼に、いじめ経験者の部分を活かしてほしいと思う。何故そういう心理になってしまうのか、いじめっ子を減らすには何が大切なのかを、自分の経験を通して教訓を導き出す、ということをやってほしい。

簡単に出席停止を口にする前にもっとできることがあるんじゃないか。いじめる子は心に問題があるからいじめるのだ。そのことに気づいて時間をかけて話し合いをさせ解決に導いている現場の教師もいる。

報道のh仕方にも問題があるんだろうけど、報道というのは珍しいから取り上げるのだ。

いじめられて自殺する子供、問題から逃げてばかりいる教師、面倒な指導は避ける教育委員会。そういう頑張らない存在ばかりに目を向けないでほしい



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by chiyoko1960 | 2007-03-08 13:28 | 教育

またまた雨の中を・・・

今日は朝から雨である。旦那と娘は20分近く歩いて教会に行った。

風もあるようだ。娘には長靴を履かせレインコートも着せたから、正月の旅行のときのような騒動はないだろう。ただし、雨具は傘だけしかない旦那の方は、靴下ぐっしょりになる恐れあり。

娘の幼稚園は親が送迎するので、台風の日などは休む園児もいる。

上の子がいる家では、公立学校の開始時刻が遅れるので、一緒に休んでしまうケースもある。

悪天候のときは外を歩かせないかのような、公立学校の開始時刻の変更、いつから始まったのだろうか。

通学途中に何かあったらどう責任を取るのだ、という心配性な(あるいは、なんでも学校のせいにしたがる)親が増えてきたからだろうか。

私は、危ないかどうかは親が責任を持って自主的に判断すればいいことだと思っている。だから台風が接近しようと大雪であろうと、朝、何の音沙汰もない今の幼稚園が大好きである。

塾も、休みにはしなかった。当時の私は親たちには「どうしても来られないお子さんには、今日の授業内容をコピーしてお送りします」と話していた。

頑張って雨の中を歩いてくる中学生。

休みにしましょうよ、と主張する若い先生たち。

お酒を飲んで車で送迎ができず、電話で怒鳴ってくるお父さん・・・・。


激しい雷雨の夜、塾まで車で送ってもらったあるサッカー少年は、「どうして休みにしないんですか」と注文をつけた。その日は悪天候の中、国立競技場でサッカーの試合をやっていたのだ。

それを言うとサッカー少年は黙った。私の言いたかったことがわかっただろうか。



鉄は熱いうちに打て。

我に七難八苦を与えたまえ。

艱難汝を珠にす。


台風だろうが電車が止まろうが、会社は休みにならない。しかも日本は自然災害の多い国だ。子供の頃から自然にさらされてこそ、その危険も知り、乗り越えるすべも学べるものだと思う。

そういえば、小学生の頃、雷雨の中やっとの思いで学校についた私たちは、みんなで長靴の中に入った雨水の量を競い合っていた。


さて、私も行かなくちゃ、日曜朝市に。



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by chiyoko1960 | 2007-02-18 10:15 | 教育
私が勤めていた塾の中学生クラスには、上はオール5に近いお子さんから、下はオール2に近いお子さんまで通っていまた。

入塾のときに成績でクラス分けはしますが、お稽古事がどうの、送迎の都合がどうの、どうしてもあのこと同じクラスがいいのと希望を言われ、結局はごっちゃ混ぜになってしまうのです。ええ加減。

希望を聞く立場にいない塾長や若い先生は非難しましたが、成績のいい子ばかりではどうしても受身のおとなしい授業になり、悪い子ばかりでは授業が全然進まない。やはり、両方がいてこそ世の中は成り立つものです。


 ★今でも忘れない中学一年英語の授業

その日は学年最後の授業で、生徒たちは勝手に『お別れ会』だと決め付けてお菓子を用意していた。『今日は学力テストでしょ。お菓子なんか出したら没収するからね』と、くぎを刺しておく。

テストの後休憩中に、廊下に小学英語教室のAETであるサイモン先生がいたので、良かったらクラスに来てもらえないかと頼んでみた。ただし英語の授業なので、あなたも日本語は分らない振りをしてください、とお願いする。

教室に来たサイモン先生に女生徒は黄色い声。しかしやはり彼らの能力では、英語で聞ける事は限られていて面白くない。そこで私が通訳をして自由な質疑応答、をすることになった。

そのうち慣れてきたのか、ある成績のいい生徒が、『先生、エロ本好きかどうか聞いてみて』とからかう。私がポルノグラフ関連の本は好きか、と尋ねると、サイモン先生は真っ赤になって『ポルノ~?』生徒たちはおかしそうに笑っていた。

と、サイモン先生は質問をした生徒に向かって、はっきりとした日本語で『スケベ!』と言い返したのである。生徒たちは何が起こったのかときょとんとしていた。彼らはサイモン先生が日本語を知らないと思っていたのである。

やっと状況を理解した教室全体が爆笑の渦。どんなに楽しい英語教室でも、外人講師が日本人の子どもに向かって『スケベ!』というようなところはないのではないか。でも、子どもってこういう話が大好きなのである。


好きだから楽しい。楽しいからやろうとする。さらに先生も楽しいと子どもも楽しい。


学力テストでいい成績を出す事が学校の仕事ではありません。成績の悪い子どもたちのクラスであっても、授業が明るく楽しければ、それが大きな意味で子どもの力になるのです。

受験のために必修科目をやらない学校や、学力テストの結果で予算配分を決める教育委員会など、いろいろ問題はあるようですが、ニュースにならない素晴らしい学習環境もあるのだという希望を失わずに、娘を育てていきたい私であります。



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by chiyoko1960 | 2006-11-05 11:01 | 教育

いじめられっこ体験

私が教えていた生徒の一人は、部活動でいじめにあっていた。面談をした母親から聞いた話である。

成績もよく礼儀も正しい、三人兄弟の長女。彼女はテニス部に所属していたのだが、最近誰も彼女とペアを組んでくれないので、いつも一人ぼっちで壁を相手にボールを打っているというのだ。

他にどんな仕打ちを受けていたか知らないが、私だって自分の娘がそんな状態にあったら、

やめれば、そんな部活動

と言ってしまいそうである。

『娘が言うんですよ。世の中って正しいことをやってると仲間はずれにされるものなの? って』

言葉がなかった。塾の講師である私は、学校でのいじめに物申す事もできない。ただ、その生徒が塾に顔をを見せたときに、感謝や賞賛を何とか伝えるくらいの事しかできない。


部活動の人間関係くらいで、

自分を必要ないものだなんて決め付けないで欲しい。

貴女を必要としている人、貴女を目標にしている人は、

この広い空の下に必ずいるのだ。

それをいつも忘れないで欲しい。



母親はいろんな人からアドバイスをもらって娘さんと向き合い、彼女は部活動を変えて無事にいじめを乗り越えていった。当時は学校に改善策を期待すると言う風潮はなく、ただひたすら親は子どもを支えるのが主流だったのである。

いじめられっこ体験者は私の周りにも意外と多い。私自身がいじめられっこだったので(その割には言うことがきついという、とんでもない女である)、余計話題になるのかもしれないが、ある人はこう言う。


いじめないとかいじめられないとかよりも大切な事は、双方がそれを乗り越える事。


小学四年から中学校まで影に日向に私をいじめていた子と、30年ぶりに同窓会で再会した。家庭愛に恵まれなかった彼女とその後の波乱万丈で逞しくなった私は、お互いが元気なお母さんとして再会できたことを涙ぐんで喜んだ。


私がいじめられていなかったらこんな喜びはなかったと思う。



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by chiyoko1960 | 2006-11-01 15:29 | 教育
北朝鮮で騒いでいる昨今、朝日新聞のトップ記事は教育問題だったりするのが嬉しい。マスコミは先の大戦をあおった責任がありますからね、自重してくださいよ、まったく。

というわけで今朝のトップニュースは、『学習塾、拡大競争』『老舗も買収、小学受験に照準』。

勉強する子どもたちの写真の横に、『学習塾業界のM&A』とあり、今年になって、桐杏学園が学習研究社に、四谷大塚が東進ハイスクールに買収されたという表が載っている。

おお、買収されましたか。この二つはわが故郷にもあったなあ。地元に転勤族のご子弟のための私立中学ができてから需要ありと見たか、いろんな塾が参入してきた。

そして、受験に失敗したわが子をまだ何とかしたいというどうしようもない親に育てられた、やる気のない連中が入塾してきて授業をかき乱されて、成果が出せず評判を落として次々に閉鎖していった。

たとえば。私の教え子が塾に遅刻してきたので、どうしたのかと聞くと、途中にある桐杏学園のやつ等と喧嘩してきたのだという。

『でも、塾があるので中断してきたんですよ。帰りにまた続きをやるんです』

あんたら塾に何しにきとんじゃい!!

とまあ、そういう土地柄。ろくにリサーチもせずに進出してくると、偉い目にあいます。こういう生徒たちには、教育ノウハウなんてどうでも良くて、とにかく体当たり。胸襟を開いて、笑いあり、涙ありでぶつかっていくしかない。

おとなしく親の言う事を聞いて、まじめに勉強をしてきただけの先生が塾をやるなら、黙って言う事を聞いてくれるおとなしい子どもが生息している地域で塾を開くしかない。やたらと未知の土地にまで手を広げるから失敗するのだ。

教育の地域格差が広がるかもしれない。でもそれでいいと思う。まだまだ地方の親の経済力は低いのだ。親たちは相当無理をして子どもを塾にやらせている。忙しくて苛立つ親と、家庭のぬくもりに飢える子どもたちが増えるだけだ。

都会人の論理を持ち込む大手塾なんて地方には必要ないですよ、と私は言いたい。


追記 : 私がいたのは地元の個人塾。



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by chiyoko1960 | 2006-10-15 10:44 | 教育
終戦の日にやってたNHKの討論番組(今年のテーマは純ちゃんの靖国神社参拝でした)、昨年は、歴史認識不足というより頭が変なのではないか、という女性が意見を述べていて、言論の自由にも程があるぞ、と思って、今年は見ないつもりでしたが、大好きな麻生ちゃんが出てるので見てしまいました。

その中で20歳過ぎのまじめそうな青年が、

戦争犯罪者というが、そういう戦争指導者を選んだのは国民なのだから、みんなに責任があるのではないか

という事を述べていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はあ?

一体どういう学校教育を受けてきたんでしょうか。と、思いつつ大好きな麻生ちゃんを見ると、彼も首を傾げておられました。

天皇陛下も海軍大臣も、あの山本五十六も、戦犯になっている広田弘毅も、開戦には反対だった。勝てるわけないから。それを暴力で封じ込めて日本中を戦争に駆り立てた軍部の指導者連中というものがいたわけです。


市民運動をやっていた友達は、戦中派の母親に『なぜみんなで反対しなかったんだ』と聞きました。母親は言いました。

そんなもん、ちょっとでも逆らったら憲兵がきてひどい目に合わされるんじゃもの。連れて行かれて拷問されるんよ。何も言えんわい。

ドイツのヒトラーは民主的な憲法のもとで行われた選挙で、国民によって堂々と選ばれた首相です。日本とはそこのところが違う。


今期で終わりになる首相が参拝に行く事よりも、恐ろしいのは、かつての戦争についての正しい教育が、戦後の日本でもきちんと行われず、したがって歴史に学ぶという事もせず、それによって間違った認識が若者の間にはびこることではないでしょうか。

と思ったら、今日の新聞の投書欄に、60歳の方の先の若者と同じような意見が載っていました。彼もきっと、正しい歴史教育をうけてないんでしょうね。

変に謙虚になるのではなく、きちんと学ぶことが大切なのでは。

アメリカが原爆落としたからって、アメリカ国民がみんな悪いわけではない。アジアの人たちが日本人に抱く気持ちもそれと変わらないと思います。


夏休みもあと少し。科学もいいけど、もっと戦争についての勉強もしてほしいと思うお母さん。♪もしも私が先生だったらね♪という歌を作ってみました。曲は♪もしも僕がコックさんだったらね♪


      ♪もしも私が、先生だったらね
       夏休みの課題図書は
       太平洋戦争の体験談
       自分で選んで読ませて感想文
       コンクールの入賞なんて 二の次さ♪

      

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by chiyoko1960 | 2006-08-20 10:07 | 教育

成績よりも大事なもの

先日、ファミリーサポートの最中に、娘を幼稚園に迎えに行った。一歳半の女の子を連れて。庭で待っている母親を見て、いつも嬉しそうに手を振る甘えん坊の娘だが、この日は小さい子に気づいて、いつもと違うお姉さん顔で手を振った。

すぐに甘えたい気持ちを抑えて、これから小さい子供の面倒を見るんだ、という気合が十分である。娘なりに気を使って、ひざをかがめ腰を曲げて、小さい子の高さに合わせて手をつないで歩いている。家ではお姫様のような彼女がねえ、とわが子ながら感心している私。

一人っ子には貴重な経験である。その点兄弟が多い子供は、上も下も日常的に我慢を学ぶことが自然にできる。

『お兄ちゃん、赤ちゃんとお留守番しててね』
『今日はおにいちゃんの懇談会だから、遊べないよ』
という具合だ。

さて、私が働いていた塾の社長令嬢は、二人の弟がいるおねえさん。彼女は小学生のころから、夕食後の皿洗いを毎日やらされていた。塾長でもある父親の方針だ。ある日これが反抗する。

学校のテストの前の晩に、こんなことやらされてるの私ぐらいだよ!』

だが父親は容赦しなかった。人生には成績よりも大事なものがたくさんある。そういって続けさせたそうだ。

その彼女が航空会社の面接試験を受ける日の朝。駅で乗客の一人が貧血かなんかで目の前で倒れた。彼女はあわててそばに行ったが、忙しい朝のこと、誰も手助けをしようとしない。彼女は仕方なく駅員を呼び、救急車に乗るところまで付き添った。

もちろん面接試験には遅刻した。それで、JALは不合格になったが、ノースウエストは、そういうエピソードが逆に功を奏して合格した。さすが時間にうるさいJAL。その後この会社がどういう不祥事を起こしたかは周知の事実だ。


昨年の幼稚園の卒園式で、在園児たちはこんな言葉(細かいところは違うけど)でお兄さんお姉さんを送った。

出かけるときには、手をつないで、僕たち私たちを内側にして、一緒に歩いてくれました

内側にして。自分より小さい子を自動車から守るための配慮である。涙が出た。そして今は、娘たちがその立場である。


成績よりも大事なもの。あの塾長は本当に、いい父親だったなあ。その分経営が下手で、私はリストラされましたけどね。



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by chiyoko1960 | 2006-05-16 12:04 | 教育

愛国心と国歌斉唱

そういえば長いこと歌っていませんねえ、『君が代』。初めて習ったのは、幼稚園のときですが、今の世の中、組織の中でみんながそろって『君が代』を歌い、国旗を掲揚しているのは、公立の学校と右翼団体ぐらいではないでしょうか。

一般の職場で、事あるごとに『君が代』を歌うという話は聞きません。では、『愛国心』はないのかというと、やはり国際試合ではみなさん日本を応援しますし、正月と盆は会社をあげて休むのが普通です。クリスマスには休みません。誰でもあるんですよね、愛国心は。

これを、今、教育基本法を見直してまで、なぜ学校で教える必要があるのか。

きっと、式典のたびに、歌わないの、起立しないの、という学校内の揉め事をスムーズに解決するために、『愛国心』教育を勧めているんですよ。ええ、多分。

私には、国家を歌わない、起立もしない、というのは、『愛国心』ではなくて『礼儀作法』に問題があるように思えるのですが。

国歌や国家意識、国旗というのは、もともとは日本固有の文化ではなく、戦争ばっかりしていた西洋の文化です。それらに敬意を表することがすなわちきな臭い精神に繋がると心配するのも判るような気がしますが。

ただ、英語を習い外国とも仲良くしましょう、という教育を続けるのなら、国歌・国旗を大切にしないという態度は、国際的には理解を得られない。日本人は不作法な国民だと思われるでしょう。

外国人がよく『日の丸』を焼いている場面がニュースに登場します。私はそれを見るたびに、ああ、彼らは、日本の国旗をこれほどまでに重要視してくれているのだ、と思います。同時に失礼なやつらだ、とも思いますけどね。

揉め事があってこそ、登場する。『愛国心』は学校教育で習うものではありません。国際化の波の中で培われるものです。


話はそれますが、学校で『愛国心』を教えるくらいなら、現在普及している西洋の海軍服みたいな制服(詰襟とセーラー服)をやめてほしいですな。



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by chiyoko1960 | 2006-04-14 22:33 | 教育