生母による虐待、いじめ、未亡人、交通事故、リストラ、いろいろあって、今は主婦作家を目指す、アラフィーです。


by chiyoko1960

カテゴリ:マイセルフ( 42 )

わが自宅兼事務所があるマンションは、住民同士の関係が非常に密で、毎年秋になると草むしりの後、避難訓練と消火及び救命救急訓練が催されます。先日は近頃駅にも設置されているAEDという救命器具の使い方を学びました。


何が有難いって、その器具は蓋さえ開ければ使い方が全て音声で指示されて、日本語がわかれば小学生にでも扱えるという便利さ。人工呼吸は感染症の方が怖いので勧められないとも言われ、心臓マッサージはか弱き女性には向いていない重労働。そんなときに役に立つのがこの器械。


電極となっているパッドを意識のない人の胸に貼り付けるだけなのですが、但しここで注意が。金属類(ネックレスやブラジャ-のワイヤー)ははずす。水気(体が濡れているとか)は拭う、はりもの(湿布薬など)ははがす、ペースメーカーを避ける、(特に胸毛)は剃る、ことが必要とのこと。「きみはぺけ」と覚えるそうです(出たっ、語呂合わせ)。


毛を剃ると言っても、片方ではガンガン心臓マッサージをやり続けている中では難しい。そういうときには、ゴキブリホイホイ並の粘着力を持つ電極パッドを一旦貼って、ばりっ! とはがせば毛は綺麗に抜けるそうです。痛。悲惨な現場を知っている救急士さん曰く、「どうせ相手は意識ありませんから。むしろ、痛えっっ! って気がつけばAEDいりませんし」


ちなみに女性の場合道端で胸を顕わにするのもなんですから、パッドの上から布で覆うのは、ありなんだそうです。ご参考まで。
                            
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by chiyoko1960 | 2009-09-16 14:35 | マイセルフ
娘もうすぐ九歳は、お笑いコンビ「はんにゃ」のファンである。もちろんあの、ズクダンズンブングンゲームが、気に入っているのである。決して、金田哲君の顔つきがスキとかそういう理由ではない。


お笑い番組で二度ほど聞いただけでは覚えられなかった「ゲーム」の名称(表記するのも面倒くせえ、あ、貼り付ければいいのか)。娘がメモまでして覚えていた。それほどのファンであるから、娘が宿題中であっても、「テレビにはんにゃが出てるよ」とつい声をかけてしまう、心温かい母なのである。


昨日の番組では、金子さんをイケメンと放送していた。昨今のイケメンの基準がよくわからず、平安時代はおかめのような女性が美人だったんだし、と時代の流れに乗れない自分を諦めている今日この頃。


確かに目は丸いし(飛び出しそうに丸い!)、あのきりりとしたヘアスタイル(刈り上げ君だ!)も爽やかである。ズクダンズンブングンゲームをしなければ、「セッツ」とか言わなければ、私が幼い頃よく遊んでいた東大阪の川上君という、バンビのような風貌の面白い男の子に似ていなくもない。


イケメン、だったかもしんない。思い出はいつも美しすぎて、自信はないが。


個人的には、ズクダンズンブングンゲームよりも、武士に扮した相方の川島から刀を突きつけられて、


「あ、それやめて、俺、金属アレルギーだし」


と返す、「そうじゃねえだろ!」的なネタが好き。いずれズクダンズンブングンゲームにあきられても大丈夫と思わせる底力に、私は期待している。



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by chiyoko1960 | 2009-05-08 12:25 | マイセルフ

個人的に、ファサポ通信

家族に代わって子育てを支援する有償ボランティア。有難いことに今年も定期でお仕事をもらっています。内容は学童保育に通っている子供のお迎え。両親が働いているので子供を学童に預けていて、残業などで迎えに来れない家庭の支援です。

市としては男女共同参画型社会推進事業の一環らしいのですが、私の仕事は父子家庭の子供が相手。パパの帰りが遅いので、少し離れたおばあちゃんの家まで送り届ける仕事。

これがなかなか手ごわいガキで、時間オーバーはしょっちゅうです。何せ寄り道はする、よその家の塀には登るその上を歩く迂回する、道路に座り込む、と毎回ハプニング続出。

家族の方はよくわかっておられて、私に対して平身低頭なのですが、これは仕事ですからね。大変だからこそお金がいただけるのです。それにこういう一筋縄でいかないガキって私大好きなので。

先日は珍しく、寄り道なし、塀登りなし、迂回なし、で帰ってきて、ばあちゃんに報告している間に、ガキは自転車で出かけてしまったのです。まあ、一応仕事は終わりなので帰りましたら、途中我が家の近所、学校の近くで、自転車に乗ったガキを発見。何をやっとるんだ、おまえは!

「おばあちゃんのところにちゃんと帰るんだよ」
「うん」
「気をつけてね」
「バイバアイ」

笑顔で別れましたが、私は一体何のために彼を学校からばあちゃんの家まで送っていったのでしょうか。お金もらっていいのかしら、と思える仕事でした。


やはり彼は手ごわい。
   
追記

きつく叱らないのかというご意見もあろうかと思いますが、少年犯罪の本を読んで、パワーのある子供を幼少期に禁止ばかりしていると、思春期に爆発することがよくわかりまして。目が届くうちに小爆発をさせておくのも大切なんだな、と思っているた私です。


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by chiyoko1960 | 2008-04-25 13:27 | マイセルフ
女子高生のミニスカートが定着した今日この頃、下半身冷やして身体に悪いよなあ、という健康面を気にしていた将来の女子高生を抱える高齢の母。先日あるエッセイに女子高生のファッションについて触れているのを発見しました。

その筆者は、電車の中で彼女たちがミニスカートの下にジャージを重ね履きしているのを見て文句を言っておられました。寒いのなら長いスカートを履けばいいのに、と。でも不況ですからね、制服屋さんもなかなかスケ番恐子みたいな長いのを勧めてくれないんですよ。実際。

そうです。彼女たちは寒いからジャージを履いているのです。格好悪いこともまた注目の理由になったりしますから、一石二鳥なんでしょう。

私の田舎ではそれほど珍しい姿ではなく、結構前から見かけてました。ま、確かに身体にはいいかも。下着も見えないし。今の若い人って合理的だよね。

背広ネクタイが定番でクールビズにもかなり抵抗のあった旦那は、文句たらたらです。


アレがスカートか。まるでフリルじゃないか(バレリーナ、みたいな)。ジャージなんて色気も何もない。何なんだあれは」


色気がない。いいではないですか。女子高生が色気を振りまく必要はありません健康第一安全第一です。私の老母だって(戦前の話ですが)、スカートの下に女の子用のズボン下をはいていて、男の子から冷やかされたという経験を持っています。からかう方が悪い。ふん。


ところで今朝のニュースによると、ハワイの空港に朝青龍が、着物ではなくアロハ姿で現れたことに批判的な見出しが付いていました。殺人事件の被害者宅に取材に行く記者たちがどれだけ喪服を着ているか疑問ですが、は現地では公式の服装です! とハワイファンとして一言言っておきたい。

褌一つでテレビ放映されているのが相撲です。初のイギリス場所ではパンツを穿け、って言われたぐらいなんですよ。アロハの何がいけないのか、相撲界にそういう決まりがあるのかどうか知りませんけど、マスコミが批判するのはお門違いだと思います。


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by chiyoko1960 | 2008-02-27 09:37 | マイセルフ

代理店の娘

我が家は広告代理店です。お客さんと出版社、制作会社の間に入って、あれこれ調整するのが仕事。わがままなお客さんとか口の悪い編集者とか、気の効かない会社員とか色々いるので、十人兄弟の中でもまれてたくましく育った旦那でも、ストレスためまくり。

家での言葉使いと、仕事中の電話での言葉使いだってぜんぜん違います。もう、別人。もちろん、仕事中のほうが丁寧で優しくて紳士的、と言う意味ですが。

さて、娘七歳。最近は友達との約束も勝手に電話して交わしてたりします。


「お母さんが出たらちゃんと挨拶するのよ。ため口はだめよ」
「はあい」

今日は、 Aちゃんのおうちで、Bちゃんも一緒にあそぶ約束をしてきたそうだが、Aちゃんのおうちに連絡をすると、なんでもCちゃんも遊びに来たいって言ってたから、ついでに連絡しておいて、と頼まれたらしい。

Aちゃんが自分ですればいいのに、そこはやはり代理店の社長令嬢、

「あ、Bちゃん? Aちゃんがもう来ていいって。でさ、Cちゃんて子もくるんだけどいい?(知らない友達がくると嫌がる子供がいるらしい)、それから、Aちゃんがね、弟も一緒に遊んでいいかって言ってるんだけど」

次。

「あ、Cちゃん? Aちゃんがもう来ていいって。でさ、Bちゃんて子もくるんだけどいい?(知らない友達がくると嫌がることもがいるらしい)、それから、Aちゃんがね、弟も一緒に遊んでいいかって言ってるんだけど」


気配りとお人好しは、父親譲りかも知れません。ただしそれは外での話。家の中ではやはり年齢相応にわがままでふてくされることもあります。あ、これも父親譲り、か・・・。

代理店の経営、旦那の後を、娘に継がせてもいいかなあ、借金だけは残さないように気をつけなくちゃ、なんてことを考えている母であります。



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by chiyoko1960 | 2007-12-07 16:11 | マイセルフ

父が他界しました

11月の連休中に、長い間人工透析をしていた父が、心筋梗塞のため自宅で急逝しました。

田舎というのは、新聞に死亡記事が全員出るんですよね。死亡した本人の口座は全部止められてしまうというので、あわててお金を下ろしに行ったら、その日は土曜日で銀行の窓口は開いていない、ATMは、50万円までしか下ろせない。月曜日には口座が閉鎖されてました。ガーーン!

世帯主が亡くなった場合、その生活にかかる公共料金などは全てその世帯主の口座から引き落としていることが多いので、口座が封鎖される前に全部引きおろすことが第一です。悲しんでいる場合ではありません。悲しみは後からいくらでもやってきます。

父の口座は、母や子供たちが相続の手続きをしないと支払ってもらえません。うわあ~ん、誰の金だと思ってるんだ! 年老いた母ちゃんと重度障害者の妹の生活費はどうなるんだ!

まあ、止まっちまったものは仕方がありません。相続は十ヶ月以内に手続きすればいいとのことです。次にやるべきことは、遺族年金の手配。これらはわれわれ主婦にとっては対岸の火事ではありません。今回はいい勉強になりました。

続いて生命保険の請求。父は葬式費用が出るくらいの保険に入っていてくれたので、これが出れば結構母は楽になると思うが、すぐには出ないものなので、やはり早めの手続きが必要。

葬式費用は香典でまかなうことができましたが、葬式に来てくれた人への車代とか食事代とかホテル代とか坊さんへのお布施とか、そういう現金が事前に必要です。

で、公共料金。

母は、送られてくる振り替え通知を片っ端から捨てているらしいので、どこに連絡すればいいのかわからない私。次の請求を待ちましょう、そのうち何らかの連絡がくるはずです、と母に言いました。

引き落としができないと、電気も水も止まっちゃうからね。

それから相続。結構税金がかかるので、放棄したいと言う意思表示があってもなくても、一応子供たちは全員相続に名を連ねて小分けしましょう。うまくいけばほとんど税金は取られずにすみます。

最後に注意点。

葬式費用は必要経費になるとか言ってヘタに確定申告すると

「香典、もらいましたよね、それは収入ですから申告してください

なんていわれて税金取られたりするので、個人は申告しないほうがいいそうです(葬儀屋さん談)


以上、父が死んだのに、お金の話ばかりしているせこい社長夫人でした。ああ、でも、なんだかこれまでとは周りの景色が違って見えます・・・。

皆様もお体お大事に。



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by chiyoko1960 | 2007-12-05 14:32 | マイセルフ
私は中学生の頃友達から「だっちょ」と呼ばれていた。

これは、私が「脱腸」という病気だったせいではなく、旧姓の最後に「だ」がつくので、そこに「ちょ」をつけて呼ばれたのだ。今で言う「ぴー」みたいなものか。

だが、どう聞いても、「脱腸」にしか聞こえない。球技大会のときに珍しく活躍した私に向かって級友たちが、

いいぞ、だっちょ~、がんばれ~

と大声で声援を送ってくれたのは恥ずかしかった。病人に活躍させるなよ。

友人の1人は「もと」で終わる苗字なので、最後の「と」を省略して「ちょう」をつけて、これまた「もうちょう」と呼ばれていた。はじめは怒ってたけどね。

ひどいのは、「内」が付いてた子。「ウ」で留めて呼ばれていたのだが、ある日ある友人が、

「今日○○ウのうちに行くね」

と言うつもりが、

「今日○○ウんちに行くね」

と言ってしまい、それ以来「ウンチ」と呼ばれることになってしまったのである。あんまりである。

しかし、あだ名と言うのは、差別用語とか、いじめと同じで、それを使っている関係性の中でよしあしを判断しなければならない。私達はそういう呼ばれ方をされても、親しい間柄だったので、

「何を言われても、悪気とか敵意はないんだよね」

と言う了解が行き渡っていたのである。口汚い環境の中で、こういう鍛えられ方をしていると、世の中に出たときに、多少怒鳴られたくらいで落ち込んだりキレたりはしないものだ、と、私は信じている。

友達をウンチ呼ばわりした彼女は、その後慶応大学に現役合格し、同窓生と結婚して子育てもひと段落して出版社を経営していたりする。つくづく子供の頃におおらかな生き方をした人ほど、将来も広がるのではないかと思うのである。

娘七歳は、幼稚園時代からのクラスメート(♂)と、顔が合えば「気持ち悪い」と言い合っている。眉を潜めるおかあさんもいらっしゃるのだが、基本的には子供同士の問題だと思うし、こういうことが言い合えるというのは、見方を変えれば、心を許しあっているということなのである(本人に確認済み)。


皆さんはどんなあだ名で呼ばれていましたか。



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by chiyoko1960 | 2007-07-13 13:09 | マイセルフ

お馬鹿日記

今日は娘の授業参観日である。土曜日だから寝坊をしないかと、気にしすぎたのかしら。

朝目を覚ますと、もう七時前。あらっ、もうすぐ娘を起こす時間ではないですか。

あわてて飛び起きて炊飯器を見ると、まだご飯が炊けていない。あれ~、タイマーのセット間違えたかな。夕べ寝ぼけてたからなあ。しゃあない、夕べの混ぜご飯の残りを食べることにしよう。

娘をたたき起こす。

きのうランドセルンのご用意しないで寝たでしょ。早く起きてお支度しなくちゃ。

洗濯機を回し、ごみ出しの用意をし、ご飯を食べ、もうそろそろ集合のお時間かな、と思って時計を見ると、


あれ?


5時45分? 時計が止まってるのかと思ったら、どの部屋の時計も5時45分。え、私、見間違えました?


すまん、娘よ。いつもより2時間も早く起こしてしまった! 六時前に洗濯機なんか回して、また文句来ますよ、このマンション。

どうりで外は暗いし、娘は食欲がないはずである。最近朝のファミサポなんかがあって、5時に目が覚める癖がついている私、何の不思議も感じなかったのだ。

普通の子ならここで文句を言ってもう一度寝てしまうであろうが、馬鹿な母親を持つと子供は寛大になるものなのか、

『わあい、カービイとクレヨンしんちゃんが、タップリ読めるぞ!』

と、大喜びでコミックスを抱えて部屋に引っ込んでしまった。さすがに、ダメとは言えない。


娘の集合時間まで、あと一時間。用意はできたし飯は食ったし、洗濯は終わったし、旦那はまだ寝てるし、どうしよう・・・・・。



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by chiyoko1960 | 2007-06-09 06:42 | マイセルフ

しろばんばカレー

実家の母は、車にも自転車にも乗れない。最近は関節が弱くなり痛いので買い物にもいけない。人工透析の父も具合のいいときしか車を出せない。で、生協を買い込んで、冷凍庫がいっぱいになると、娘である私のところにクール宅急便で送ってくるのだ。

ありがたいことである。うちの冷凍庫は小さいので、母から冷凍物が届いた日はすごいご馳走となる。

普段作らないようなコロッケとか、イカのてんぷらとか、たこ焼きとか(どんなメニューや)。


ところが、冷凍物に混じってじゃがいもが入っていた。

ようし、豚肉もあるし人参もたまねぎもあるから、今日はカレーにするか、と一念発起(たかがカレーなのにそこまで・・・)したのもつかのま、ご存知ですね、じゃがいもは冷凍なんかしちゃいけません

解凍したら手で潰れるようなじゃがいもになってしまった。

いも抜きカレーでもいいのだが、何か無いかと野菜箱を探したら、ありました、先日旦那が買ってきたとれとれの大根! これにしよう。


井上靖氏の『しろばんば』で、主人公の少年のために、ばあちゃんが一所懸命に作ったカレーの中には、いつも大根が入っていたというくだりがある。きっと、畑にあるものを何でも入れたんだろうと思う。

ま、本来、カレーというのはそういうものだけどね。

日本全国老若男女、カレーってみんな好きだ。なぜこんなにもポピュラーなのかと思っていたら、日本にj徴兵制があったころ、軍隊で食べたカレーを青年達が田舎に帰って広めたからだという話を読んだ。戦前の食べ物だったのね。

大根入り、しろばんばカレー。話を聞いて顔をゆがめていた娘であるが、長く煮込むとたまねぎだか大根だかなんだかわかなくなって、しかも甘みも出てとても美味しかった。

これなら残ったカレーを冷凍しても大丈夫だ。

もっとも我が家では、冷凍せずに煮返して二日ほどで食べてしまう。くたくたになったのがまた好評なのである。


今度は何を入れようかしら。ふ、ふ、ふ。


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by chiyoko1960 | 2007-05-27 10:01 | マイセルフ

先日娘とわが町の駅の中を歩いていると、こんなことを言った。

田舎の駅で待っているのがどうしてつまんないのかわかったよ。お店がないんだよね。新聞とか売ってる店(いわゆる売店)ならあるけど」

子供っていろいろ見てるんだなあと思う。そういえばこの駅には風月堂もあるし文明堂もあるし携帯電話のお店もあるもんね。

あとは何処が違うかと聞いてみると、こっちの駅には改札の外に待合室というのがない、という。そうそう。ホームにはあるけどね。何しろ田舎の駅って、ホームで待っていても電車がきませんからね。

いや、きていることもある。ただし一時間止まったまま。中に入って待っていても構わない。待合室代わりなのである。便利なのだが、ドアが開けっ放しなので冬はつらい。実家の母は『あれだけは何とかしてほしい』というが、なんともならない。


その田舎で英語の授業をしていたときのこと。イギリスの駅のイラストを使ってゲームをしていて、一人の生徒がふと気が付いた。

『先生、改札がありません』

お、いいところに気が付いたね、だ。目的地まで切符を買ったかどうか確かめるなんてせこいことは西欧ではやらんという話を大学の講義で聴いたことがある。神様が見ているかどうかという、精神文化の違いらしい。


わが国でも田舎の無人駅には改札がない。ある日、車掌さんがホームにたって、降りたお客さんの切符を確認しようとしたら、普段は人のいい田舎のおばちゃんたちの顔が険しくなった。

何で無人駅から無人駅に行くのに切符が要るのよ!

とでも言いたげである。若い車掌さんも苦笑いしていた。彼女たちには順法精神がないのかしら。茨城といえば、以前臨界事故を起こした原子力処理施設で、またもやバケツを使って放射性物質を扱っていたそうである。

こちらは苦笑いではすまないが(私は笑ってしまったのだが)、根っこは切符代を踏み倒すのと同じような気がする。

父に言わせると、19世紀の精神のまま21世紀の文明を享受するからだ、とか。

平戸島出身の旦那が信号を守らないのも無理はないのね。


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by chiyoko1960 | 2007-04-15 10:05 | マイセルフ