生母による虐待、いじめ、未亡人、交通事故、リストラ、いろいろあって、今は主婦作家を目指す、アラフィーです。


by chiyoko1960

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今日は復活祭の第六主日のお祝いで、未信者の私もお邪魔した。なにしろ、男性信者が腰を痛めて搗いた草もちが食べられるのだ。洋魂和才なのね、この教会。

何で、今頃復活祭かと思われるだろうが、キリスト教にとって大切なのは、キリストの降誕よりも復活なのである。生まれるのは当たり前、復活したから特別なのだ。だからクリスマスよりも盛大にやるべきなのだ。

夕べのニュースで、話題の映画『ダ・ビンチコード』にカトリック教会の法王庁が文句をつけたというのをやっていた。何でも、キリストには子供がいたとかいないとかいう、デマで宗教を冒涜している、と。

特に日本には、あまり信者がいないので、キリスト教が変な風に扱われていても笑って済まされることが多い。純粋なるカトリック教徒の旦那は、明日のミサで神父様が何か言うかなと楽しみにしていた。

案の定、お説教の中で話してくださったではないですか。『なんか話題の映画があるそうだけども』と。

『あんな映画で権威が冒涜されたなどというのは、今の法王庁が権威主義に陥っているからだ。私たちはキリストの教えだけを信仰しているのだから、映画がどういおうと関係ない

というような内容だった。おお、さすが、カトリック教会の階級主義に反発しているわれ等が神父様。

『今の教会のある部分が槍玉に挙げられてましたが、私だって槍玉に挙げたいくらいです』

だって。笑えた。スゴイ、これが信仰の力なんだなあ。信念というものは、周りの雑音でどうこうなるものではないのだな。カトリックだもん、日本でのあの凄まじい迫害を経験してきた宗派だもの。

映画なんて所詮はエンタメに過ぎない。信者の一人によれば、『その日のうちに読み終えたくなるくらい面白いミステリー』だそうで、私も身内に信者を抱えるものとして、夕べのもやもやが晴れました。

他にも、絵画『最後の晩餐』で、弟子の一人のヨハネが女のように描かれているのは、キリストが男色家だったからだ、という変な噂があったが、実は男色家だったのはそれを描いたダ・ビンチ自身だった、という話も食事の席で出た。


笑いながらそれを話せる信者の方々。強いわ、皆さん・・・。



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by chiyoko1960 | 2006-05-21 16:20 | マイセルフ

成績よりも大事なもの

先日、ファミリーサポートの最中に、娘を幼稚園に迎えに行った。一歳半の女の子を連れて。庭で待っている母親を見て、いつも嬉しそうに手を振る甘えん坊の娘だが、この日は小さい子に気づいて、いつもと違うお姉さん顔で手を振った。

すぐに甘えたい気持ちを抑えて、これから小さい子供の面倒を見るんだ、という気合が十分である。娘なりに気を使って、ひざをかがめ腰を曲げて、小さい子の高さに合わせて手をつないで歩いている。家ではお姫様のような彼女がねえ、とわが子ながら感心している私。

一人っ子には貴重な経験である。その点兄弟が多い子供は、上も下も日常的に我慢を学ぶことが自然にできる。

『お兄ちゃん、赤ちゃんとお留守番しててね』
『今日はおにいちゃんの懇談会だから、遊べないよ』
という具合だ。

さて、私が働いていた塾の社長令嬢は、二人の弟がいるおねえさん。彼女は小学生のころから、夕食後の皿洗いを毎日やらされていた。塾長でもある父親の方針だ。ある日これが反抗する。

学校のテストの前の晩に、こんなことやらされてるの私ぐらいだよ!』

だが父親は容赦しなかった。人生には成績よりも大事なものがたくさんある。そういって続けさせたそうだ。

その彼女が航空会社の面接試験を受ける日の朝。駅で乗客の一人が貧血かなんかで目の前で倒れた。彼女はあわててそばに行ったが、忙しい朝のこと、誰も手助けをしようとしない。彼女は仕方なく駅員を呼び、救急車に乗るところまで付き添った。

もちろん面接試験には遅刻した。それで、JALは不合格になったが、ノースウエストは、そういうエピソードが逆に功を奏して合格した。さすが時間にうるさいJAL。その後この会社がどういう不祥事を起こしたかは周知の事実だ。


昨年の幼稚園の卒園式で、在園児たちはこんな言葉(細かいところは違うけど)でお兄さんお姉さんを送った。

出かけるときには、手をつないで、僕たち私たちを内側にして、一緒に歩いてくれました

内側にして。自分より小さい子を自動車から守るための配慮である。涙が出た。そして今は、娘たちがその立場である。


成績よりも大事なもの。あの塾長は本当に、いい父親だったなあ。その分経営が下手で、私はリストラされましたけどね。



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by chiyoko1960 | 2006-05-16 12:04 | 教育

春のお外遊び

幼稚園の帰りに友達と遊ぶ約束をしてくる娘。そのまま子供たちをお預かりして、広い歩道を、

『自転車が来たよ! 端っこによりなさい!』

とか怒鳴りながら家に帰る。帰りは疲れてるんだから自転車にしてよ、とぶつくさ言う娘も、友達といっしょなら楽しみながら帰宅できる。上空高く飛行機を発見したり(航路になってるのね。どうせ田舎よ)、タンポポの綿毛を飛ばしたり、カラスムギをむしったり。

初めて自転車に乗せたとき、三歳だった彼女はこう言った。

自転車に乗るとお花とかに触れないね

春は外遊びが楽しい。家の中で遊ばせて揉め事が起きたら、お外遊びである。


●花を摘んでお砂のケーキにトッピングする。

カラスノエンドウの豆ヒメジオンの葉っぱを集めて、八百屋さんごっこ。

●せっかくがあけた巣をふさいだり、小石を入れたりする。

つつじの花をむしって根元の蜜を吸う。

スズメノテッポウで草笛を作る(これは幼稚園児にはまだ難しい)。


ところで、カラスノエンドウは私の小さいころからのなじみなのだが、あの紫の花のめしべの中には、すでに小さな豆が入っているのだということを知ったのは、大人になってから中学受験の指導をしていたときであった。

娘たちにめしべをむしらせて中を見せた。虫眼鏡がほしくなるような種の赤ちゃん(種の赤ちゃんというのも変だが)が、きちんと並んで実るのを待っている。

『みんなのおなかの中にも、小さい卵があるんだよ』

『え~っ!本当?』

『本当だよ。女の子は生まれたときから、卵をちゃんともってるんだよ』

『それって、赤ちゃんになる卵?』

『そうだよ。だから大きくなるまで大事にするんだよ』

こういう話をすると、子供の目ってきらきらと輝くのだ。まさに子供は小さな大人なんだなあと思う。

生まれたときからあるわけだから(再生産されるわけではない)、おばちゃんの卵は、もう相当古くなってますなあ。

賞味期限いや、消費期限切れですわ


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by chiyoko1960 | 2006-05-14 10:01 | 私流子育て
今日も黄砂だったそうだ。テレビでは細木数子氏が、中国の砂漠の緑化運動に、日本はもっとお金を出すべきだとか言っていた。う~ん、余計なお世話という気が・・・。

旦那が『こっちもすごかったのか』と尋ねる。う~ん、黄砂かなんかわからんが、風が吹くと近所の畑の砂が飛んでくるのはいつものことだからよくわかりませ~ん。

砂が飛んできたから何だと言うんだ。他に報道することないんかい。

時々、ひ弱な都会のマスコミ文化を笑いたくなることがある。

千葉県の田舎では、空き地のあちこちから天然ガスが発生していて、レポーターがライターを手に大騒ぎで中継している。一方土地の人たちは、その天然ガスをゴムホースで家に引き、無料の燃料として利用しているのだ。

ありがたい自然の恵みである。騒ぐことはない。

山から下りてきた猿が店のものを盗んでいく。あちこちで報告されている光景だ。レポーターはサルたちの凶暴性を強調する。店のおばあさんが棒を持って猿たちを追い掛け回す後ろから、レポーターが『危ないですよ!』と声高に繰り返しながらついていく。

やかましい! ガタガタ騒ぐからサルに馬鹿にされるんじゃないか。


あちこちのブログにお邪魔すると、昨今の良識派になってしまったひ弱なマスコミが、決して言わないであろう意見があれこれ書いてあって、とても心強い。俵総一郎さんではないが、『ブログ版オフレコ!』を、誰か出版してくれないだろうか。

目から鱗の連続で、使っていない脳みその部分が働きますよ、きっと。

オフレコ! (Vol.1(2005))
田原 総一朗 / アスコム
ISBN : 4776202646



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by chiyoko1960 | 2006-05-12 23:21 | マイセルフ