生母による虐待、いじめ、未亡人、交通事故、リストラ、いろいろあって、今は主婦作家を目指す、アラフィーです。


by chiyoko1960

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しろばんばカレー

実家の母は、車にも自転車にも乗れない。最近は関節が弱くなり痛いので買い物にもいけない。人工透析の父も具合のいいときしか車を出せない。で、生協を買い込んで、冷凍庫がいっぱいになると、娘である私のところにクール宅急便で送ってくるのだ。

ありがたいことである。うちの冷凍庫は小さいので、母から冷凍物が届いた日はすごいご馳走となる。

普段作らないようなコロッケとか、イカのてんぷらとか、たこ焼きとか(どんなメニューや)。


ところが、冷凍物に混じってじゃがいもが入っていた。

ようし、豚肉もあるし人参もたまねぎもあるから、今日はカレーにするか、と一念発起(たかがカレーなのにそこまで・・・)したのもつかのま、ご存知ですね、じゃがいもは冷凍なんかしちゃいけません

解凍したら手で潰れるようなじゃがいもになってしまった。

いも抜きカレーでもいいのだが、何か無いかと野菜箱を探したら、ありました、先日旦那が買ってきたとれとれの大根! これにしよう。


井上靖氏の『しろばんば』で、主人公の少年のために、ばあちゃんが一所懸命に作ったカレーの中には、いつも大根が入っていたというくだりがある。きっと、畑にあるものを何でも入れたんだろうと思う。

ま、本来、カレーというのはそういうものだけどね。

日本全国老若男女、カレーってみんな好きだ。なぜこんなにもポピュラーなのかと思っていたら、日本にj徴兵制があったころ、軍隊で食べたカレーを青年達が田舎に帰って広めたからだという話を読んだ。戦前の食べ物だったのね。

大根入り、しろばんばカレー。話を聞いて顔をゆがめていた娘であるが、長く煮込むとたまねぎだか大根だかなんだかわかなくなって、しかも甘みも出てとても美味しかった。

これなら残ったカレーを冷凍しても大丈夫だ。

もっとも我が家では、冷凍せずに煮返して二日ほどで食べてしまう。くたくたになったのがまた好評なのである。


今度は何を入れようかしら。ふ、ふ、ふ。


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by chiyoko1960 | 2007-05-27 10:01 | マイセルフ

ハラハラドキドキ

小学校の通学路の一箇所に、崖のようなところがある。

片側は交差点、その背後は2メートルほどの高さの斜面。登校班の班長さんが信号待ちの間に滑り降りて遊んでいたそうだ。

私もなかなかスリル満点だなあと思いながら、誰も見ていなければ駆け下りてみたい心境と闘いつつ、数年間その場所を通過してきた。

ところが数週間前に、そこに柵が儲けられ、とうとう崖滑りはできなくなった。狭い歩道なので確かに柵があったほうが安全ではあるのだが、それにしても長年放置されていたにしては、誰かが滑り落ちて怪我をしたという話もない子供達なりに危険を予測して慎重に歩いていたか、気をつけて遊んでいたのであろう。

スリルとハラハラドキドキの体験。冒険という名の遊び。

安全が重視され、転ばぬ先の杖とばかりに、大人たちの手で危険な体験から遠ざけられる今の子供たち。

小さい頃から多少こういう遊びをしていれば、自分の身を守るすべも体得できるし、大人になってもあまり無鉄砲なことはしないのでは、と思う。経験は最良の師、なのだ。


さて、先日家に遊びに来た娘の友達を連れて、ある公共施設の庭で遊ばせていたのだが、その建物の背後には、コンクリートで固めた崖の上に、片側が畑、片側は五メートルの絶壁になっている、50センチほどのあぜ道がある。

畑に用のある大人は利用しているが、子供が遊ぶと怒鳴られるらしい。

私の静止など聴かず、娘は大喜びで崖を上り(何度か経験はしているが)、あっと言う間にお友達ともどもそのスリル満点なあぜ道を歩いていってしまった。

よそのお子さんを預かりながら、何をしてるんでしょうか、この母親は。

あわてて追いかけたサンダル履きの私は、崖から飛び降りた拍子に、しっかり捻挫をしてしまったのである。


お母さん、年を考えましょう。



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by chiyoko1960 | 2007-05-25 16:04 | 私流子育て
『親の育児放棄を助長する』

これは赤ちゃんポストの話ではなく、一昔前、民間の夜間保育所が誕生したときの世間(政府とマスコミ)のコメントである。

今、夜間保育についてそういう非難をする人はいない。少なくとも表立っては。

夜間保育所を開設した女性は、家に置き去りにされている子供を救いたいの一心だった。それは赤ちゃんポストを作ったお医者さんも同じだったと思う。


三歳の子供が赤ちゃんポストに置き去りにされたという話だが、育てられなくて養子に出したり、養護施設に預けたりというのは昔からあったことで、赤ちゃんポストがあってもなくても、事情を抱えて子育てを放棄せざるをえない親というのは発生するのである。

首相は『児童相談所もあるのだから、まずはそちらに行きなさい』というが、はて、わが町の児童相談所って、どこかなあ?  というのが現状ではないかしら。お役所って座って待ってるだけなんですもの。

困ったときにそばに誰もいなくて、テレビでやってた『赤ちゃんポスト』にすがるのもわかるのである。気持ちはね。

『あなたが生んだ子だから責任を持って育てなさい

こういう見解を持ちながら、一方で、女性の社会参加を! なんてやってるから子供を生まなくなってしまうんです!! 

子育てに関係のない首相が率いる政府が何を言おうと、赤ちゃんポストは賛成。預けた親にも将来子供が感謝するように願っている。


一歳児だった私を虐待した生母に対する私の今の気持ちは、


殺さないでいてくれて有難うございます。私は今幸せな家庭生活を送ってます


なのである。


ファミリーサポートをやっていると、そんなことで預けるの? と、つい思いたくなってしまうケースもある。わが町のファミリーサポートは、男女共同参画型社会作りの一環らしいが、私がこれに協力しているのは、事情のある親のために不自由を強いられる子供を救いたい、という理由からだ。

親の育児放棄だか経済的困窮だかわからないが、とにかく子供を救いたい!!

大人になってしまった親の心の教育なんてどうでもいいじゃないか。子供は国の宝、子供の命を最優先しましょう。


記者会見で非難している厚生大臣を見ながら、この人はきちんと母親業を貫徹したのかしら、と、彼女については無知な私は考えていた・・・・。



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by chiyoko1960 | 2007-05-20 06:29 | 社会への一言

「子育て指南」

「子育て指南」、と打ったら、

「子育て至難」

と出たうちのパソコン。こっちのほうが当たってるかもしれないなあ。

政府の教育再生会議が準備してきたて「子育て指南」の緊急提言のことが、朝日新聞の社説に出ていた。子育て中の母親には、とても関係のある話なんだろうけど、社説の論調が批判的なので、まあ、どういうものなのかよくわからないのだが・・・。


子守歌を歌い、おっぱいを与える

文部科学省の方に提言です。学校の教科書で子守唄を扱ってください。


食事中はテレビをつけない

これはどこが管轄なのかな。地上デジタルで今のテレビが使えなくなるのを機会に、国民にテレビの害を説明浸透させてはいかがでしょうか(ついでにパソコンもメールも禁止・・・)。

うそをつかないなどの徳目を教える

でもそれじゃ、保険の勧誘員と証券マンが困るでしょう(証券マン本人が、うそつきの代表としてこの二つを上げていた)。あ、政治家も困るんじゃない、とまでは言いませんが。


ろくに子育てに関わってこなかったようなおじ様たちが、お役所の中で考えた提言をしてくださっても、忙しいママ達にどれだけ伝わるものだろうか。政府内にも、国民の反発を案じる声があるそうだが、誰も反発もしないと思うなあ。

反発するくらいなら実行しないし(できないものはできない)、実行できるなら反発しないし、それぞれができる範囲で子育てするしかないでしょう。てことで、傍観。

社説ではルソーの言葉を引用している。

分別のある平凡な父親によってこそ子供はりっぱに教育される」


分別のある父親~~~?


食事中はテレビをつけず、早寝、早起き、朝ごはん」という部分、これはパパ向けの指南ではないかと思ったりもするのである。



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by chiyoko1960 | 2007-05-13 09:55 | ニュース

子供の自立

小学生になった娘を朝七時に起こす。もちろん一発で機嫌よく飛び起きることはまれである。たとえ起きたとしても、その後が問題だ。

あまり口うるさくいいたくないので、朝の四つのお約束を決めてあるのだが、黙っていると子供部屋で全然別のことをしている。


何やってるの! 早くしなさい!!


と、相変わらず朝から賑やかである。私だって言いたくありませんわよ。

言えば言うほど自分では考えなくなる。ではほうっておくとやるかと言うとそれもまだ無理。ところが。この五月から週二回、朝のファミリーサポートの依頼が来たのだ。

内容は、七時に始まる保育所に、六ヶ月(?!)の赤ちゃんを届けてほしいと言うもの。ママは、七時前の電車に乗らなければならないので、私は六時四十分に家を出発し、六時五十分に赤ちゃんを引き取り、七時までうろうろして開門と同時に預けて、七時十分くらいに帰宅する。

七時前後というと丁度娘を起こさなければならない時間である。パパは朝が遅いので娘を一人にする心配はないが、果たして起きてくれるのだろうか。

私も考えた。(こんな言い方をしてはいけないんでしょうけど)六ヶ月の子供を保育所に預けてまで今すぐに勉強をしたいというママのために自分の娘の朝の面倒を見てやれない、ってのはどうなのだろうかと。

だが、これは娘の自立のためのチャンスでもある。自立に必要なのは技術の習得でも心構えを教えることでもない。親を当てにできないこと、である。

引きこもりを克服した三十代の男性が言っていた。

あの時は、家が地震かなんかで潰れない限り部屋から出なかっただろう、と。。

要するにあるから頼る、なければ何とか自分でやるものなのだ、人間て。


学童保育に入った娘の友達が、どうしてもその環境を嫌がり、親が帰るまで家で過ごす『鍵っ子』になりつつある。そういえば、かつては母親が働いている場合は、『鍵っ子』が主流だったなあ、とちょっと懐かしい。

要するにお留守番をするわけである。昔よりも治安の面で心配があるとはいえ、基本的に火の元と戸締りにさえ気をつければ、もう小学生、大丈夫なはずである。

電話には出ない。絶対に鍵は開けない。火をつけない。隣の家の人に挨拶をしておく。

自分のことは自分で面倒を見て、時間のすごし方を考える。どうせ中学生になると学童保育はないのだから、早いうちに自分を管理する習慣をつけておくのもいい方法だと思う。

で、私は、ファミサポのある日は六時起きである。

自分が起きられるかどうかが心配である。



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by chiyoko1960 | 2007-05-05 15:47 | 私流子育て
ライブドアの社長、平松庚三氏による初の著作、『ボクがライブドアの社長になった理由』は、城山文学に通じるものがある。団塊の世代である彼がどのような青春時代をすごし、どのような経歴を経て、どういう経緯で混乱に陥った会社の新社長を引き受けたのかが、タイトルの『ボク』からも想像出来るように、平易でわかりやすく記されている。

初めての記者会見に普段のラフな服装ではなくf背広ネクタイ姿で臨んだ理由、団塊世代だが学生運動には加わらず戦場であったインドシナに無銭旅行をして自分を鍛えた話、現在読売新聞社の渡邊会長に土下座をした若き日のエピソード、その後のカズカズの社長職としてのキャリア。

どの話にも溢れているのは、人脈の大切さ、諭され時に叱ってくれる人の有難さ、である。この点、自分達の上の世代に手本や指導者を持たず、したがって次世代に伝えるものも持たない多くの団塊世代による著作物とは全く異なる。

人間ドキュメントとしても、ビジネス書としても読めるこの本。2007年1月26日の新聞で、「ああ、堀江前社長が若くて失敗したから、今度は年配者を持ってきたな」と言う浅い読みしかできなかった諸氏(私もである)にはオススメの一冊である。




本をくれた旦那が『書評を書け』というのでここに記させていただきました。大変な内容なのに、読み手に面白く語れる、そんな人生を送れるといいなあ、と、駆け出し社長婦人は思うのでした。

ボクがライブドアの社長になった理由
平松 庚三 / / ソフトバンク クリエイティブ
ISBN : 479733875X
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by chiyoko1960 | 2007-05-04 06:50 | 好きな本