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生母による虐待、いじめ、未亡人、交通事故、リストラ、いろいろあって、今は主婦作家を目指す、アラフィーです。


by chiyoko1960

いじめっこ

いじめられた私の経験から言うと、いじめっ子というのは逞しい子が多いのである。親に乱暴に育てられたり、兄弟に鍛えられたりして試練を受けているので、自分は平気なのである。

自分が平気だから相手が傷ついていることに気がつかない


『何でそんなことで泣くの?』
『何でそんなこといちいち気にするの?』


なんである。そこで相手が抵抗してくれたらわかるかも知れないのだが、やられっぱなしの子というのは、『人にやさしく』をモットーに生きている(かつての私。今はやさしくない)ので、決して歯向かうことはしない。


中学生の教え子(♀)が同級生の男子数人に、厳しく指図しているのを目撃したことがある。これがいじめの始まりなんだろうなあという気がした。

反発もせずに、ニコニコしてモグラたたきのモグラ役になっている男子生徒。

雨の日も自転車で登校する、負けん気の強い元気な女子生徒。


あるおとなしい男子生徒が合唱コンクールで指揮者をやるというので、『すごいじゃん』とほめたら、『いじめなんですよ』と一言。喜んで指揮者をやる子もいるので、本人以外はいじめだとは思っていない。


双方が理解しあうには、やはり第三者を交えての話し合いしかない。ある中学校の教師が、『いじめっ子を出席停止処分にしてしまうと、話し合う機会がなくなる』とコメントしておられた。

あの熱血教師にも見えるヤンキー先生の義家氏が、何故『出席停止派』なのかと不思議だったのだが、彼は子供の頃はいじめる側だったという。

はは~~ん。それで罪滅ぼしの気持ちで『いじめる側が悪い!いじめをなくそう!』といってるのかなあ。

なくなるわけないじゃん。はっきり言って、いじめた側が言うべきことではありません。


私は彼に、いじめ経験者の部分を活かしてほしいと思う。何故そういう心理になってしまうのか、いじめっ子を減らすには何が大切なのかを、自分の経験を通して教訓を導き出す、ということをやってほしい。

簡単に出席停止を口にする前にもっとできることがあるんじゃないか。いじめる子は心に問題があるからいじめるのだ。そのことに気づいて時間をかけて話し合いをさせ解決に導いている現場の教師もいる。

報道のh仕方にも問題があるんだろうけど、報道というのは珍しいから取り上げるのだ。

いじめられて自殺する子供、問題から逃げてばかりいる教師、面倒な指導は避ける教育委員会。そういう頑張らない存在ばかりに目を向けないでほしい



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# by chiyoko1960 | 2007-03-08 13:28 | 教育
先日、旦那のスケジュールが超過密になったので、制作会社から上がった原稿を出版社に届ける、ぐらいのことはやるわよ、と燃えていた私。


何を着ていこうかな

ひざの出てないジーンズってあったかしらね

バッグはどれがいいかしら、原稿が入るサイズのあったかしら

買い物バッグじゃまずいわよね


あ、そうそう、娘の幼稚園半日なんだ。一緒に行こうかお仕事。

旦那がしばし沈黙。


『子連れかあ・・・。まあ、クライアントさんのところじゃないからいいかな

え、つれてっちゃまずいんですか。もう騒いだりするような年頃でもないし・・・。

『大きな会社はなあ。子連れでなきゃ働けないような惨めな広告会社なのか、と思われるといやだから。制作会社ぐらいならいいけどね』

要するに、ちゃんとしたところには子供を連れて行ってはいけないというのですね。働く女が子供を産みたくないはずですよ、それは。


あるデータによると、産休などの制度が整っていて収入の多い大企業の女性より、中小企業の女性のほうが子供が多いらしいんです。

少子化の原因は、制度とか収入ではない。

子育てをする女性に対する蔑視、会社で働く男よりも地位が低いとみなす考え方に、女性自身が染まっちゃっているだけなのだ。


ある雨の朝、背広姿の男性が、赤ちゃんをおんぶ紐で背中にくくりつけて、傘をさして出勤してました。そうそう、雨の日はおんぶが一番です。ベビーカーよりも安全だし。

これまで私は、きれいなスーツ着て、おんぶ紐してる女性を見たことがありません。


子供との接触が減っているのは、父親だけではなく母親もだ、という調査結果が新聞に載っていました。

女性の社会参加こそが男女平等、ってやってきたんだから当然でしょう。女性はより自由に美しく、生活臭も『めす』の部分も排除して輝きましょう、って。子供のことなんかどっかに吹っ飛んでます。子供たちがおかしくなるのは当たり前かも。

少子化対策のためにも、もっと職場に子供を! 

てことで、ラッシュ時は子連れ専用車両をつくり、会社にも託児所と授乳室を設置するようにしてはどうでしょうか。


で、結局旦那は頑張ってスケジュールをこなしてしまったので、私はまたもや『子連れ社長夫人のお通りだ』作戦を敢行できませんでした。

またの機会をお待ちしてま~す


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# by chiyoko1960 | 2007-03-04 10:08 | 社会への一言

ADHDについて

旦那のお客さんに、ADHDのお医者さんがいます。

  ADHD(Attention Deficit Hyperactivity Disorder)

  注意力が欠けていて無秩序に動きが激しい特性、と自分なりに訳してみました(これでも翻訳の通信講座を受けた身である)。あの、障害、と言う言い方が好きではないので。

注意欠陥他動障害などといわれると、イコール学習障害児、授業中おとなしくしていられない子、という扱いを受けがちですが、お医者さんによると、これは脳の構造上の特性であって、病気ではないとのことです。

ちなみに小さい子は皆基本的にADHD。いわゆる『好奇心旺盛だねえ』ってやつですね。ある意味歓迎されるべき特性です。

これが何で障害になるのかと言うと、日本社会は一人一人の個性よりも、秩序が優先されるからなんでしょうね。


塾にもいました。自分の興味のあることになると目つきが変わるけど、それ以外の時には全然話を聞いてくれず、ごそごそしていたリ突拍子もない質問をしてきたり。

そういう子に限って頭はいい。あまり勉強はしないのに成績のいいやつっていますよね。それがこのタイプなんではないかしら。

私はそういう生徒が結構好きです。塾も学校も、子供にとってはただ学力をつける場所ではなく、楽しく学んで勉強を好きになるところだと思っていたので、教室を沸かしてくれる子は好きでした。

秩序を重んじる先生は『授業を引っ掻き回される』と敬遠していて、家庭のしつけがなっていないと批判していましたが。その子が伸びるかどうかは先生との相性なんだなあ、とつくづく思います。

悲しいことに、彼らは塾では成績がいいのに、学校では相変わらず『秩序正しい公務員の先生』に疎んじられているので、通信簿の成績はなかなか上がりません。

高校を中退した生徒は、『勉強は好きなんだけどね』と寂しそうに語ってくれました。


無秩序な生徒が平気なこの私も
、そのお医者さんによるとADHD的。旦那もそうだといわれた。当然子供もそのタイプかも。


我が子がADHDだと言われたら、ショックな親が多いと思うけど、それは、そういう特質の子だけにそういう『病名』をつけるからであって、教室で『きちん』と座って先生の話を『ちゃんと』聞ける子にも、特質として名前をつければすっきりするかもしれないです。

非ADHDは、周囲の変化に過反応せず、組織の決まりに素直に従える個性、といえばいいのでしょうか。


学校の先生のように、何が起こるかわからない(無秩序)なものを相手にする仕事は、それが平気なADHDタイプの人のほうが向いているかもしれません。

非ADHDタイプの人は、マニュアル通りにきちんとしないとこなせない仕事、に向いていると思います。


ADHDの人は片づけが下手だと言われます。それでもしつけによって多少改善することができるので、学校の先生たちも『家庭でのしつけがなっていない』とさじを投げずにがんばってほしいものです。


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# by chiyoko1960 | 2007-02-28 11:14 | 好きな本

ADHDについて

書こうと思ったのに、お得意様への見積書と請求書の送付を私に託して、朝から旦那が出かけてしまい、わあい、封筒作ったらゆっくりパソコンしよっと思ったら、請求書の支払期限が2月10日になっているではないか!
もう2月は終わりなの! 昨日家中のカレンダーを自分でめくっていたではないですか!

電話入れて指示を仰いだら、パソコンのフォルダを引っ張って日付を直して範囲指定して印刷しなおしてくれ、だって。

パソコンはタイプ代わりにしか使っていない私に、そんな高度なことが・・ああ、ブログをやっている場合ではない。

人生はいつも挑戦の連続だ。あたって砕けろトライアンドフェイルである。なんか失敗してばかりだなあ。


私が前に座るとパソコンがフリーズするという言い伝えがある我が家、旦那は『無理なら俺が後でやるから』とおっしゃってくださったが(何か笑ってたなあ)、いんや、私にだって社長夫人としてのプライドがあります。やってやろうじゃないの。


というわけで、今からお仕事をします。


今日も昼飯抜きだ!



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# by chiyoko1960 | 2007-02-27 12:38 | マイセルフ
聖バレンタインデー、虐殺された聖人の日なのに、いつの間にやら日本では女が男にチョコレートを上げる日となっています。カトリック教徒の我が家では、聖なる宗教行事が日本の商業主義に毒されているのを苦々しく思っています。


なあ~~んていうのは冗談で、しっかりチョコの日になっています。


この日、パパは自宅のデスクの上に、娘からのチョコレートはあったが私からはなかったというので機嫌を損ねておりました。

営業先でもらわなかったの? 何、もらってきた? 若い女の子に? じゃあ、いいじゃん。


それにしても、大の大人が集う職場でも恒例行事となっているらしい、チョコのプレゼント。たとえ義理でもいいからぜひもらいたい、というのはどういう心理現象なんだろうか。以前働いていた塾で、行事としての義理チョコプレゼントを禁止させた頑固な私は考えた。

そうか。男って何かというと女にプレゼントばかりしていて、女に現物をもらうということがないからかもしれないなあ。バレンタインデーだけは、女から男に物をさし上げる日。だから義理でもギリギリでも何でもいいからくれ、となるのでしょうか。

ところでお返しのホワイトデーについて、オーストラリア人の女の子に現地の風習を聞くと、『お返しはピンクのランジェリー』だそうで、それは義理チョコの間柄ではありえないでしょう、と訊こうとして、『義理』の英語表現がわからずあきらめました。


さて、娘六歳は好きな男の子に差し上げていません。幼稚園に持っていくともらえない子がかわいそうですからね。

彼はクラスでもモテモテの男の子で、娘は友達同士で『私たち恋のライバルなの』とか言い合っております(どこまでわかってるんだか・・・)。


そのうち手作りの本命チョコでもつくりたがるんでしょうかね。



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# by chiyoko1960 | 2007-02-22 11:36 | マイセルフ